Ballet for MEN 2017年

2017年も残すところ後5日となりました。年内のクラスはあと2回ありますが、Ballet for MENの2017年の活動を振り返りたいと思います。

  1. 合計実施クラス 134
  2. 延べ参加人数 280人
  3. 初めてのバレエ 10名

数字自体には大きな意味はないと思いますが、ざっくりと数えてみました!2017年1月時点では個別クラスが始まり、3月から火曜日の初級クラスが始まりました。8月より日曜日の初級クラス、9月から月曜日のプレ初級クラスが増設されました。立ち上げ一年でこれほど多くの方とお会いするとは思ってもいなかったので、正直驚いております!

個別入門クラス

全くの未経験で当講座でバレエを始められた方が10名もいらっしゃいます。私の方針で未経験の方は個別レッスンで指導させていただいておりますが、この個別入門は教える側も、教わる側も非常に勉強になっています。人の身体は骨格、筋肉、感覚などがまさに十人十色です。『ここをこうしてこう!』というのもあくまで教師自身の身体、感覚を通して発せらた言葉です。それがそのまま他人の体でも有効であるとは限りません。教師が注意をしたら、生徒さんがその注意がどのように解釈して、どのように実行しているかをチェックしなければなりません。個別レッスンですとそのチェックの時間が長く取れるので、一人一人の感覚に合わせて伝える言葉の表現や、アプローチの手段を変えることが出来ます。1回90分のレッスンですがプリエに30分、タンジュに30分、ポールドブラに30分かかったりすることもあります。若干長すぎるのではないかと思うこともあるのですが、やはり初期の段階でしっかりと身につけた方が、後々の上達スピードが違ってくると思います。

余談ですが、個別入門を『娘がバレエを習い始めるのだが、自分自身で一回体験してみたい!』とご受講くださった方がいらっしゃいました!可愛い衣装を着て、軽々踊っているイメージが強いバレエですが、実際は筋肉や感覚を働かせないと出来ないものです。お父様方にバレエへの理解を広められたのも、自分としては意義深いものだと思っております。

プレ初級クラス

個別入門を5、6回受講された後、プレ初級で集団レッスンに入って行くのですが、ご自身で気をつけるべきことをすでに知識として持っているので、安心してレッスン出来ているようにお見受けしております。教える側も、それぞれの骨格の傾向や筋肉のタイプを把握しているので教えやすいです。あと何人かでレッスンした方が賑やかでいいですね!

初級クラス

初級クラスはゆっくりとレベルアップしております。初級クラスの方々も本当に熱心で一生懸命に取り組まれていて、教えさせていただきながらやりがいを感じています!

そして今一度『基礎が大事』と当たり前のことを繰り返すことになりますが、本当に基礎が大事です。走り込みや筋トレと違い、バレエの基礎レッスンには『HOW TO DANCE』が詰まっています。何世紀も前から先人が積み上げて来たノウハウが集約されています。一つ一つの正確な動作、美しい所作、それらを組み合わせてバレエの踊りが出来ています。元素のように欠かせない小さな事の組み合わせで、難しいテクニックも大きいジャンプも構成されています。一足飛びに派手なテクニックを習得することは、余計に時間がかかりますし、何よりケガのリスクが高くなります。地道にコツコツ、毎回新たな気持ちでレッスンしましょう!

来年の展望

来年の展望は、踊りをやりたいなー、と思っております。ヴァリエーションなのか、古典作品の抜粋なのかまだまだ構想段階ですが、実際に踊りをやる意味は大きいと思います。まず第一に『楽しい!』ですね!レッスンでも音楽は使いますが、アンセヌマン(動きの組み合わせ)が毎回違うのでやや一時的になってしまいます。踊りになると振り付けが決まっていますので、毎回同じ音楽、同じ振り付けで何度も踊り込んでいきます。そうすると、音楽と体がピタッとハマる瞬間が出て来ます。この感覚は踊りならではだと思うので、ぜひ味わっていただきたいのです!年末にはスタジオパフォーマンスが出来たらいいなー。なんて思っています。

2017年、皆様とお会いできて、一緒にレッスンできて本当に楽しかったです!2018年も一歩ずつ邁進していきます。皆様今後ともよろしくお願いします!

 

高橋一輝

 

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